「補強“失敗”を回避した」上田綺世の覚醒で評価一変 英メディアがクラブへ及ぼす好影響を指摘
グレゴリッチュは今季、移籍先のブレンビーで「ほとんど出場機会を得られていない」と同メディアは説明。さらに両プレーヤーの年齢面も比較し、「27歳のウエダは31歳のグレゴリッチより若く、今後のキャリア年数を考えれば、他クラブにとっても魅力的な存在だ。そのため、フェイエノールトが将来的に売却する際も、ウエダの方がはるかに容易だと考えられる」などと論じている。
また他にも、「財務面でもウエダは有利だ」と綴っており、現時点での『Estimated Transfer Value(ETV、推定市場価値)』を並べている。現在、その指標においては上田が930万ユーロであるとして、「フェイエノールト加入後の最高値を更新している」と強調。一方のグレゴリッチュのETVは、「下降傾向にあり、現在は190万ユーロ。9月時点では210万ユーロだったが、いずれもキャリア最高値には遠く及ばない。2019年1月、24歳当時にはETVが1010万ユーロに達していた」と指摘している。
同メディアは、「総合的に見て、フェイエノールトはオーストリア人FWと契約しなかったことに安堵しており、今季絶好調のアヤセ・ウエダを擁している現状に満足していると言える」と総括する。
ゴール量産を続ける今シーズンの上田は、チームの得点源としてのみならず、様々な面において“好影響”を及ぼしていると言えるのかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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