「9戦11発」の上田綺世に“レジェンドFW”との比較論も 現地メディアが騒然「歴史的な瞬間を作り出している」
前半だけでハットトリックを決めた上田。驚異的なペースでゴールを量産している(C)Getty Images
現地時間10月19日に行われたオランダ・エールディヴィジ第9節、フェイエノールト対ヘラクレスの試合で、上田綺世が敵地で圧巻のハットトリックを達成した。ランキングトップとなる11ゴールを記録するなど、高い得点力がオランダサッカー界において大きな話題となっている。
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インターナショナルウィーク明け初戦、開始早々に日本人ストライカーがゴールを奪った。7分、相手のディフェンスラインでのパスミスを上田が奪うと、PA手前から思い切りよく放ったシュートが決まりフェイエノールトが先制。2得点目は33分、今度はゴール右横深くまでドリブルで攻め込んだアニス・ハジ・ムサからの折り返しを、待ち構えていた上田が右足で合わせネットを揺らした。
そして38分、相手ゴール前の混戦からボールが上田の前にこぼれ、これを左足で押し込み、前半だけで鮮やかにハットトリックを成立させた。
フェイエノールトが45分間で4-0とリードを広げたことで、上田は前半でお役御免、後半からはベンチで戦況を見守った。最終スコアを7-0としたフェイエノールトが勝ち点3を積み上げ、しっかりと首位の座をキープしている。
リーグ唯一の二桁ゴールをマークしている背番号9のパフォーマンスには現地メディアも高い評価を送る。サッカーサイト『1980.NL』ではこの日のハットトリックについて、「アヤセ・ウエダは得点ランキングで堂々の首位に立っている。しかも、アルメロでの試合ではわずか45分の出場ながらゴールラッシュを演じた」などとレポート。






