12球団の駆け込み補強が本格化! ブルペン強化を図る阪神以上に気になるDeNAの大逆転Vを狙った「本気ムーブ」
パで目立つのは楽天と西武
パ・リーグでシーズン中の補強が目立つのが楽天と西武だ。
現状5位に沈む楽天は、交流戦期間中にオスカー・ゴンザレス、交流戦明け後にルーク・ボイトの2人の外国人を獲得。ともに右の強打者で、ボイトはヤンキース時代の2020年に本塁打王に輝くキャリアの持ち主。長年続く得点力不足、長打力不足を助っ人の力で解消しようという狙いだ。ちなみにボイトの加入で登録枠はいっぱいとなった。
西武はシーズン中に3人の育成選手を支配下登録。一方で余剰戦力となっていた山野辺翔、佐藤龍世をそれぞれトレードで放出している。さらに、7月11日にMLB通算72本塁打のJ.D.デービスを緊急補強。記録的低迷に陥った昨季に比べると遥かに良いシーズンを送っているが、クライマックスシリーズ圏内に飛び込むには正念場の状況であり、タイラー・ネビンとの契約延長を含め、思い切って勝負に出た印象だ。
以下は12球団の残り支配下枠と主なシーズン中の補強動向まとめ(カッコ内の数字は当該チームの残り支配下枠)。
<セ・リーグ>
阪神(3):ドリス&ハードウィグを獲得か
巨人(4):リチャード(ソフトバンク)を獲得
DeNA(2):フォードが出戻り、ビシエド&藤浪を獲得か
広島(2):シーズン中の補強なし
中日(2):マイケル・チェイビス内野手を獲得、近日支配下登録へ
ヤクルト(2):山野辺(西武)を獲得
<パ・リーグ>
日本ハム(2):孫易磊を支配下登録
ソフトバンク(2):秋広&大江(巨人)を獲得
オリックス(3):岩嵜翔(中日)を獲得
西武(3):J.D.デービスを獲得、近日支配下登録へ
楽天(0):ゴンザレス&ボイトを獲得
ロッテ(2):シーズン中の補強なし
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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