「サインを出しているのは僕だからね」ド軍27歳捕手が負った“責任” 112億円男へ「彼はこの状況を乗り越える」
捕手陣にケガ人が続出し、ロートベットへの期待は高い(C)Getty Images
ドジャースのウィル・スミスが負傷者リスト入りしたことで、第3の捕手であるベン・ロートベットへの期待はますます高まりそうだ。
ロートベットは、今夏のトレード期限でレイズからドジャースに移籍。ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』は、「捕手としても頼れる存在となっている」と伝えている。
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記事では、現地時間9月12日のジャイアンツ戦の10回裏、「タナー・スコットがサヨナラ満塁本塁打を許した後、圧倒的なリーダーシップを発揮し、ドジャースファンに新たな強みを見せつけた」と記した。
ロートベットはサヨナラ負けを喫した後、「正直言って、これは本当に厳しい」と述べ、「責任を感じている。だって捕手としてサインを出しているのは僕だからね。つまり、あの場面を改めて見直せばわかる。あの球を打てるはずがない。本当に、誰も打てない球だ。あれは良い速球だった」と振り返った。
「この終盤の失点には自分が責任を感じている。本当に申し訳なく思っている。でも僕たちはただ戦い続けるだけだ。タナーは素晴らしい投手だ。彼はこの状況を乗り越える。僕たちは全員、彼を支えている」と、捕手として責任を感じながら、今季から4年総額7200万ドル(約112億円)の契約で加入した守護神のタナー・スコットへの信頼を強調した。






