「いつか起こると知っていた」ド軍37歳右腕の9回投入をめぐって、米メディアからも怒りの声「ロバーツがロースターから外さなければファンから絶対的な非難を受ける」
今回のスクランブルに関しては「ほとんどの責任はタナー・スコットにある」と同じく不振からクローザーを外されたスコットに大きな要因があるとしながら、今回起用されたトライネンも現地時間9月6日に行われたオリオールズ戦で山本由伸が9回二死までノーヒットノーランの好投を続けながらジャクソン・ホリデーからソロ本塁打を喫し、記録は途絶えたものの、その後を継いだトライネン、スコットの乱調で敗戦となったことを指摘。「ボルチモアでヨシノブ・ヤマモトのノーヒットノーランを敗戦に変えたのはトライネンであることを忘れてはならない」とも記事中では糾弾している。
今回は薄氷の勝利をもぎ取り「ドジャースは今回は幸運に恵まれただけだが、常にそうとは限らない」と今後の起用には不安を残すとしながら、最後は「ロバーツがトライネンをNLCSのロースター候補から外さなければ、ファンから絶対的な非難を受けることになるだろう」と結んでいる。
地区シリーズを勝ち上がり、ナ・リーグ優勝決定シリーズ(通称NLCS、最大7試合、4戦先勝)に駒を進めた場合にはロースターから外すべきと記事では主張している。
シーズン中も悩みの種だったブルペン不安はポストシーズンにおいても解消されず、そんな中、佐々木の快投がひときわ輝きを放っている。ロバーツ監督は日増しに高まる存在感を認めながらも佐々木に関して「9回だけに固定するような使い方はしたくない」とあくまで流動的としている。
現地時間8日にド軍の本拠地ドジャースタジアムで行われる第3戦はエース・山本の登板試合ともなる。今後も世界一連覇を目指すド軍の投手運用をめぐって、注目を集めていきそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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