「疑問符にあふれている」CY投手スネル合意でもドジャース先発ローテに不安あり?米記者が”利点とリスク”を列挙「スネルのWARを知っているか?」
それ以外の投手も、健康面のリスクを抱えていると列挙した。グラスノーは「マウンドではエース級の輝きを放つが、規定投球回投げたことは一度もない。キャリアハイは昨季の134回だ」。山本は「ワールドシリーズ第2戦の素晴らしい投球があったが、肩の故障でレギュラーシーズンは18先発しかできなかった。投球回は108回2/3だった」。大谷については言わずもがな「右肘のトミー・ジョン手術からの復帰イヤーとなる」と強調した。
手術明けのトニー・ゴンソリン、ダスティン・メイも大きな期待をかけられているが「ゴンソリンの自己最高は130回1/3、メイは56回に過ぎない」と同様の不安点を重ねた。さらに「ロウキ・ササキを獲得できたとしても、MLBへの適応は常に課題だし、彼は今季もケガをしている」と米メディアを賑わすロッテ・佐々木朗希についても疑問を投げかけた。
確かに今季のドジャースは4年ぶりのワールドシリーズ制覇を果たしたが、シーズンを通じて特に先発投手の故障に悩まされてきた。
「ドジャースはメジャー最高の98勝を挙げて、ワールドシリーズも制した。2025年は同様かそれ以上の勝ち星を挙げるかもしれない。ドジャースの先発ローテーションはエース級の投手たちと、疑問符にあふれている」
ヘルシーさ、という点ではリスクを指摘する米メディアは他にも存在している。夢のローテーションの行く先がどうなるのか、答え合わせは1年後になる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】大谷翔平が“4900万円”相当の野球カード返還を要求 水原被告の”今“に米紙も嘆き「日本に強制送還される可能性もある」
【関連記事】「最悪だ」大谷翔平の“恩恵”に非難の嵐 CY左腕スネルとも94億円の後払いで合意のドジャースに逆風「普通じゃない」
【関連記事】世界一軍団の“飽くなき補強”はどこまで続くか? 「ソトを諦めていない」ドジャース、佐々木朗希も「獲得する最有力候補」米記者