「俺たちにお前はいらない」――飛んだ“4万人の野次”にも笑顔 大谷翔平に対する必然のブーイングにド軍同僚はポツり「最高な選手だから」

タグ: , , , 2025/10/25

一塁上で相手主砲のゲレーロJr.と笑顔で言葉を交わす大谷(C)Getty Images

 トロントの観客は“敵意”むき出しで大谷翔平(ドジャース)と対峙した。

 現地時間10月24日、ドジャースは、敵地で行われたブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)第1戦に4-11で大敗。7回にWS初本塁打となる2ランを放った大谷には、打席に立つたびに容赦のないブーイングが浴びせられた。

【動画】このままでは終われない!大谷がWSでキャリア初のホームランを放ったシーン

 とりわけ痛烈だったのは、4-11とドジャースが大量ビハインドを追っていた9回2死の局面で迎えた大谷の第4打席の場面だった。4万4353人が埋めたスタンドが突如として、「We don’t need you!」(俺たちにお前はいらない)と大合唱。球場全体から特大の野次が飛んだのだ。

 痛烈な皮肉だった。キッカケは2023年12月にまで遡る。当時FAで去就の行方が世間を賑わせていた大谷に関して、ドジャース移籍の発表前日に、SNSで「トロント行きの飛行機に乗っている」という“誤報”が噴出。一時的に期待を寄せたブルージェイズ・ファンの中には根に持つ人もおり、いまだに因縁が残っている。

 ただ、そうしたブーイングや野次にも大谷は微塵も動じていなかった。むしろ、試合前の選手紹介の際に笑顔を見せるなど、完全アウェーの環境を楽しんでいるようにも見えた。ポストシーズン進出を逃し続けたエンゼルス時代の21年に「もっともっと楽しい、ヒリヒリするような9月を過ごしたい」と語っていた偉才にとって、敵意を向けられる状況が刺激となっているのかもしれない。

関連記事

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP ユメロン黒川:寝姿勢改善パッド「nobiraku」 寝ている間が伸びる時間

腰が気になる方!腰まわりの予防に、試してみませんか? 寝ている間が、ととのう時間。 nobirakuはパフォーマンス向上の為の“大人のお昼寝”にも最適!

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム