勝敗タイとなったWSはブルージェイズが有利!? 大量得点イニングのジンクスが追い風と米メディア主張「爆発力再現が勝利のカギ」
ドジャースの勝利でワールドシリーズは1勝1敗のタイとなった(C)Getty Images
ドジャースとブルージェイズによるワールドシリーズ(WS)は2戦を終え1勝1敗、五分の成績となり、3戦目からドジャースタジアムへと舞台を移す。初戦は打線が爆発したブルージェイズが11-4で快勝。2戦目は、ドジャースが山本由伸の見事な完投勝利により5-1で制している。両チーム、投打の特徴を発揮するゲーム内容が繰り広げられながら、2025年の頂上決戦は中盤戦へと向かう。
【動画】WSで対決!山本由伸がゲレロJr.からカーブで空振り三振を奪うシーン
シリーズ初戦を落としたドジャースは、2試合目でエース山本の好投、さらにウィル・スミスやマックス・マンシーのアーチで得点を重ね、王者としての意地をみせた。移動日を挟んでの3戦目以降、ドジャースが本拠地でさらに高いパフォーマンスを見せる展開も予想される。
しかしその一方で、32年ぶりの世界一を目指すブルージェイズの戦いにも大きな関心が寄せられている。スポーツサイト『MARCA』米国版では、2戦目を落としたア・リーグ王者に対し、「シリーズは振り出しに戻ったものの、ブルージェイズには今も『歴史的データ』という追い風がある」などと訴え、WS制覇へのジンクスに言及している。
同メディアは初戦の6回裏、ブルージェイズが一挙9得点を挙げた攻撃力をフォーカスし、「これはワールドシリーズ史上、1イニングの得点記録として歴代3位にあたる。上回っているのは、1968年の第6戦でデトロイト・タイガースが3回に10得点した例と、1929年の第4戦でフィラデルフィア・アスレチックスが7回に10得点した例のみ」などと説明。






