山本由伸の中0日登板は「ハリウッドの脚本でも却下されそう」 “敵地3勝”の奮闘に止まぬ称賛「野球史に残る伝説の1つ」
ドジャースの今回の連覇は山本の活躍なくして語れない(C)Getty Images
ドジャースの山本由伸は現地時間11月1日、ロジャース・センターで行われたブルージェイズとのワールドシリーズ第7戦で9回にリリーフ登板。2回2/3を無失点に抑え、チームの5-4の勝利とともに、シリーズ連覇に貢献した。この試合を含め重要な場面で起用され続けた山本は、まさに10月の戦いにおいて、誰よりも存在感を放っていた。
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前日の第6戦で先発しシリーズ2勝目を挙げていた山本が、最終戦も土壇場でマウンドに登り、ブルージェイズ打線を無失点に抑えるという驚愕のパフォーマンスを披露。心身の強靭さを見せつけ、ワールドシリーズ3勝をマークしたことで、MVPにも選ばれている。
今ポストシーズンを振り返ると、ワイルドカードシリーズから数えて6登板で5勝1敗(完投勝利2、救援勝利1)というスタッツを残している山本。もはや「エース」という評価以上の働きで、ドジャースに新たな栄誉をもたらすこととなった。
今季のMLBのクライマックスで誰よりもスポットライト集めた右腕は、現地トピックでも主役として扱われている。スポーツサイト『MARCA』米国版では、山本の今シリーズでの登板内容を称え、「ワールドシリーズMVPへの道のりは、ハリウッドの脚本でも『非現実的だ』と却下されそうな物語だった」などと報じた。






