「両足をへし折ってやると脅された」サヨナラ絶好機を逸したBジェイズ名手に“脅迫” 本塁アウトの本人は紙一重のプレーを釈明

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 試合後、批判のやり玉となったのは、本塁で憤死したカイナー=ファレファだ。フォースアウトとなる直前、30歳のマルチ野手が取っていたリードは極端に短く、その差がセーフとなれなかった原因だと指摘された。

 もっとも、当人にはリードを短く保っていた明確な理由があった。「彼はブルージェイズの敗戦の責任を負わされたり、『両足をへし折ってやる』と脅されたりした」と伝えたカナダのスポーツ専門局『Sportsnet』のベン・ニコルソン=スミス記者の取材でカイナー=ファレファは、「コーチが『ベースの近くにいろ』と言ったんだ。あの場面で強いライナーが飛んだとしてダブルプレーになるのを避けたいから」と釈明した。

「彼(バーショ)の打つ打球は本当に強い。三塁手のマンシーはベースのすぐ傍にいたし、捕手からの牽制も警戒しなきゃいけない場面だった。とにかくダブれない。だから『小さいリードを取れ』と言われて、自分はその通りにしたんだ。もちろんタフな展開だった。でも、相手がプレーを完璧にやり遂げたんだよ。あの位置でやれる一番いい選択を取ったつもりだったけど、上手く行かなかった」

 重要な局面でチーム戦術に沿ってプレーを遂行したカイナー=ファレファ。そんな名手の奮闘に誹謗中傷の言葉を浴びせるのは言語道断ではないだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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