ド軍名手キケが証言 9回裏の二死満塁で起きた衝突プレーの真実「あの時に立てなかったのは負けたと思ったから」
自分の落球が原因となって負けたのか――。そんなやりきれない思いに駆られたキケの下に歩み寄ったのは、すでにボールを手にしていたパヘスだった。
「あいつが近づいてきて、『おい、大丈夫か?』って聞くんだ。だから、咄嗟に『そんなのどうでもいいよ。ボールを取ってるのか?』って聞き返したんだ。そしたら『もちろん』って。だからもう、『よっしゃ! 行くぞ!』って感じだった」
二人の決死のプレーが呼び水ともなって、勢いを取り戻したドジャースは11回表にウィル・スミスのソロ本塁打で逆転。21世紀に入ってから史上初となるワールドシリーズ連覇を飾った。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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