「文句があるなら負け犬だ」ド軍への金満批判に異論! 米記者がMLB他球団オーナーを糾弾「世間知らずの幹部たちこそが問題だ」
山本を中心に歓喜に沸いたドジャースナイン(C)Getty Images
球界を大いに盛り上げたドジャースの“世界連覇”。日本でも小さくないトピックとなっているドラマチックな戴冠劇だが、アメリカ国内では思わぬ“ケチ”も飛んでいる。
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最終第7戦にまでもつれ込んだワールドシリーズはドラマの連続だった。4-3とブルージェイズがリードした9回表に1死無塁でミゲル・ロハスのソロ本塁打で試合が振出しに戻ると、流れは一気にドジャースへ。そして11回表にウィル・スミスが値千金の逆転ソロアーチを放ち、スター軍団は連覇を達成した。
筋書きのない劇的な展開に娯楽性は尽きない。試合後も多くの野球ファンが激闘の余韻に浸った。一方で総年俸が3億5060万ドル(約553億8848万円)に達しているドジャースの勝利に不満を抱く者もいる。米紙『USA Today』などで執筆するアストロズのビートライターであるマイケル・シュワブ氏は自身のXで「(総年俸が)3億ドルを超えるチームがワールドシリーズを制しても、野球はつまらない」と断言。「現実を見よう。オオタニがあの巨額を後払いにしなきゃ、彼らはほぼ5億ドルのチームだった」とぶちまけた。
大型補強を矢継ぎ早に成功させてきたドジャース。ぜいたく税対象ラインを突破しているメッツなど金満化が進む球団は彼らだけではないが、連覇を達成した今、米球界内で「野球を台無しにしている」と“ヒール”な見方をされがちなのは間違いない。






