地元紙が明かしたロハスの秘話 第7戦、劇的同点弾の裏には「知られざる痛みがあった」
さらに、ハリス記者による、「土曜日にロハスが目を覚ましたとき、左の胸郭が痛んでいた」「彼は腕を頭上に上げるのに苦労していた」という記述を紹介。
その上で『DODGERS NATION』は、ロハスがデーブ・ロバーツ監督やドクターと協議し出場に至ったと説明し、「フィールド外での治療により、ロハスは攻撃面でも守備面でも、人生最高のパフォーマンスを発揮することができた」などと評している。
また他にも、ドジャース専門サイト『FANSIDED Dodgers’ Way』でもこの一報を扱っており、「ドジャースの内野手ミゲル・ロハスは、ワールドシリーズ第7戦で同点ホームランを放ち、チームを救った。だが、あの劇的なスイングの裏には、知られざる痛みがあった」などとレポート。
貴重なアーチとともに、9回裏のフィールディングも振り返り、「ロハスの働きは打撃だけではない。終盤には、守備での冷静なプレーで失点の危機を防いだ。派手さはないが、優勝を支えた確かなプレーだった」と評価を送る。
同メディアは、「試合後、ロハスは肋骨の状態が悪化していたことを明かした。それでも『大丈夫』と自分に言い聞かせ、試合に出場したという。腕を上げることさえままならなかった男が、バットを一振りしてチームの命運を救った」と記し、その貢献度を称えている。
勝利への希望を繋ぎとめたベテランは、シリーズを終えるまで表情を崩すことは無かった。多くの“主役”が生まれた今回のポストシーズンにおいて、ロハスも間違いなくその中の1人に数えられるはずだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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