“貢献度”は大谷翔平より上でも1位票はゼロ 米老舗誌のMVP投票での逸材遊撃手への「評価」が話題に
近年、MVPを決めるうえで重要視され、打撃、走塁、守備、投球を総合的に評価して選手の貢献度を表す指標である『WAR』もジャッジに次ぐメジャー全体2位の10.4。これだけで言えば、ウィットJr.は大谷(9.1)よりも上である。
一躍ブレイクを遂げたウィットJr.への過小評価には一部の選手たちも論じている。今年8月にムーキー・ベッツ(ドジャース)がホストを務めるポッドキャスト番組『B/R Walk-Off』にゲスト出演したジャック・フラハティ(ドジャース)は、「ボビーは間違いなく特別な1年を過ごしている。でも、ジャッジとオオタニが揃って活躍しているからタイミングが悪かったと思うよ。本当に厳しい話さ」と断言。その発言は小さくない話題となった。
アメリカン・リーグのMVP争いでもジャッジ有利の見方が強い。その中で24歳の若き遊撃手にどのような評価が下るかは大いに注目だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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