「私は許せない。非常に危険」性別検査不合格の2名参戦に豪女子ボクサーが異論 IOCは“寛容性”を重視も【パリ五輪】

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 無論、対峙するライバルたちからは参戦を危険視する声は尽きない。75キロ級の豪州代表であるケイトリン・パーカーは、現地時間7月31日に母国の公共放送『ABC News』などで「彼らがスポーツ、特に格闘技に参加することを私は許すことに賛成できない。それは非常に危険だから」と強調。一度、性別適格性検査に引っかかった経歴がある二人の参戦に警鐘を鳴らした。

「私も男性選手とスパーリングをしたことがないわけではない。だけど、ボクシングに限らず格闘技では、力の差が危険を伴う可能性がある。だからこそ、真剣に検査をする必要があると思う。生物学的に、いや遺伝的により多くの利点があるのは間違いない。女子ボクシングは2012年に五輪に導入されたばかりだけど、今後100年、200年も続けられることを願っているわ」

 波紋を呼んでいるケリフとリン・ユーチン。そのパフォーマンス次第では、今回の参戦に対する議論はより大きくなっていきそうだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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