女子ボクシング性別騒動にIOCバッハ会長も意見 誹謗中傷を受ける2選手を擁護「女性として疑う余地はない」【パリ五輪】
幾度となく女性というワードを繰り返し、IOCの判断を強調し続けたバッハ会長は、ケリフとリン・ユーチンに向けられる誹謗中傷にも異を唱えている。
「また、この問題に関してSNS等で行われているヘイトスピーチや攻撃は到底受け入れられるものではないと言わせていただく。何かあれば、私たちは意見を聞いたり、調査する準備はできている。だが、我々は政治的動機による文化的な争いには関与しない」
物議を醸している論争に対して、断固たる姿勢を貫いたIOC。今回の声明発表を受け、ケリフとリン・ユーチンに対する世間の“逆風”は収まるだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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