「めちゃくちゃよ」体操女子ゆかの女王が“銅メダルはく奪騒動”に心痛!「特別で重要な瞬間だった」快挙達成が幻に
さらに「どんな結末になるかはわからないけど、彼女たちは控訴を求めたから、起こっていることをすべて見直すことができる。でも、FIGがこれをどう解決するのかは本当にわからない」とコメントしている。
当事者ではないアンドラーデが不満を示すのも無理はない。今回の騒動で五輪史上初めて黒人選手が体操競技で表彰台を独占した快挙が幻となってしまったからだ。
今大会の感動の場面のひとつとして話題になったのが、アンドラーデが表彰台に立つ直前に銀メダルを獲得した米国のシモーネ・バイルズと、銅メダルのチャイルズの2人がひれ伏すようなポーズを取って、女王を称えたシーンだった。
アンドラーデはこのときのことを回想し「センセーショナルだった。私にとっても特別で重要な瞬間だったわ」と答えている。
そして「私たちにとっては、3人の黒人女性が多くのことを代表していた。それはとても特別なことで、歴史的なことで、今までになかったことだった。だから、私だけのためにお辞儀をしたのではなく、すべての少女たち、女性たち、そして、それが可能であることを示すために懸命に戦ったすべての人々のためにお辞儀をしたのだと思う」と付け加えた。
快挙達成の瞬間を象徴した3人の姿は幻のシーンとなったが、騒動の決着はいまだ終わりが見えていない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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