FAで西川龍馬獲得のオリックスは来季も「優勝筆頭候補」 高木豊氏が予想する巧打者の起用法は?
高木豊氏
広島から国内FA権を行使した西川龍馬外野手がオリックス入りを決断、一部報道では4年総額12億円以上の大型契約を結んだと伝えられている。
西川は今季、リーグ2位の打率.305、9本塁打、56打点をマーク。天才的なバットコントロールでチームのAクラス入りに大きく貢献した。そんな西川はパ・リーグへの移籍を希望してFA権を行使し、リーグ4連覇と日本一奪回を狙うオリックスが獲得に手を挙げた。
【動画】FA西川龍馬が4年総額12億円以上でオリックス入団が決定!!打順は1番?3番?気になる起用法を高木豊が語る!
大阪府出身の西川にとって地元球団となるオリックス。今季は打撃が開花した頓宮裕真が打率.307で首位打者を獲得し、FAで加入した森友哉も打率.294、18本塁打、64打点をマークするなど、チームのリーグ3連覇に大きく貢献したが、西川の加入で打線に厚みが増しそうだ。
球界OBは巧打者を獲得したオリックスをどう見ているのか。現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチも務め、現在は野球解説者として活躍している高木豊氏が自身のユーチューブチャンネルを更新し、西川のオリックス入りに反応した。
同氏は「いち早く西川の獲得に動いたオリックスは来年の優勝候補筆頭だなと思う」とオリックスを早くも優勝候補に挙げた。
西川獲得の意図については「より柔軟性のあるチームにするために西川を獲ったんだと思う」と話し、「西川は状態が良い時は足も使える選手で出塁率も高い。そういう意味では得点力が上がってくる」と語った。チーム打率は.250でリーグトップを記録したが、508得点はソフトバンク、楽天に次いで3位だった。