セ界を独走した藤川阪神の「穴」を埋める最適解? 契約報道の新助っ人デバニーの秘める“スラッガー”としての可能性「十分に印象的だった」

タグ: , , , 2025/11/17

遊撃手を主戦場としているデバニー(C)Getty Images

 あとわずかのところで手に出来なかった日本一。藤川球児体制下での悲願達成のため、猛虎の助っ人補強は水面下で進んでいるようだ。

 現地時間11月16日、米ピッツバーグの日刊紙『Pittsburgh Post Gazette』のコリン・ビーズリー記者は、地元球団パイレーツに所属する大型遊撃手のカム・デバニーが阪神と契約合意したとすっぱ抜いた。

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 適材適所な補強となるかもしれない。25年シーズンにセ・リーグで独走優勝を遂げた阪神だが、遊撃のポジションは固定できず。小幡竜平、木浪聖也、熊谷敬宥を併用しながらシーズンを戦い抜いたものの、大きな影響力をもたらすには至らなかった。

 当然ながらファームでもがく山田脩也や百﨑蒼生、佐野太陽などの底上げが待たれるところではある。だが、先述の1軍メンバーの競争力を高める意味でも、現在28歳のデバニーの獲得は理に適う。藤川阪神の数少ない「穴」を埋めうる人材ではないか。

 今年にメジャーデビューを果たしたデバニーだが、MLB出場14試合で打率.139と目に見える結果は残せず。遊撃以外に、二塁、三塁、左翼を守るユーティリティー性は評価されたものの、3A(マイナー)が主戦場となっていた。

 ただ、ポテンシャルは確かだ。3Aで103試合に出場した今季のマイナーでは、打率こそ.266ながら、20本塁打、OPS.846、長打率.493、ISO(長打率から打率を抜き、純粋なパワーを推し量る指標).277をマークしており、中距離砲として期待が出来る。また、長打になる確率を表す指標であるバレル率が14.2%を誇るプルヒッターで、右打者に有利とされる甲子園向きとも言えよう。

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