「ロバート・ローズにちょっとかぶる」阪神新助っ人遊撃候補に球界OBの考察 「固定でショートを使いたいとなると外国人」
その上で遊撃候補のデバニーに関しても同様に映像を確認したとした上で「ロバート・ローズ 横浜にいた あれにちょっとかぶるところあるんだよね」とコメント。
1998年のチーム日本一をマシンガン打線の中軸として支え「横浜史上最高の外国人選手」とも称されるローズを彷彿とさせる右打者とした。「打つんじゃないかという気はする」と仮に合流したら、ある程度数字は固められるという見方も示した。
今季優勝したチームの打線といえば「5番までは鉄板でいけるんだよね それ以降は力が落ちるということは言われているよね」と6番以降の下位の打者が課題とされる。
遊撃ポジションにおいては89試合に出場した小幡竜平が打率.223、72試合に出場した木浪聖也が打率.193と打撃の不安定さが目立ったことで「固定でショートを使いたいとなると外国人」と、デバニーを先発させる可能性もあるとした。
その上で「甲子園でショート守るというのはものすごい外国人は難しいと思うけど」と、土のグラウンドへの慣れは必要としながらも、「慣れたらうまい選手だったらこなしていくと思うけど」と選択肢が増えていくとした。
打順に関しても「入るとしたら6番か7番 7番にデバニー 打ち出したらわからない」と打撃内容次第では上位を務める可能性もあると指摘。
チームにおいては「優勝するにあたって新しい血を入れていく チームをまたより強固なものにしていく」目標に着々と進んでいるとした。
ドラフト1位には狙い通り、即戦力内野手とされる立石正浩を獲得。「これが100点 最大の補強 これにプラス、ルーカスがきてしっかり投げられる、デバニーが来てしっかりショートを守れる 優勝は阪神だよ」と課題の穴埋めもしっかり果たす青写真で、今からチームのリーグ連覇を予想するシーンもあった。
いずれにせよ、他球団も来季は打倒阪神で全力で向かってくることは間違いない。更なる高みを目指す藤川球児監督率いるチームがどんな戦いぶりを見せてくれるのか。オフの戦力補強の行方も引き続き、話題を集めていきそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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