いよいよ始まるCSファーストステージ 2位広島の「キーマン」とは
4番起用となるか、堂林のバットに期待が高まる(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
いよいよCSファーストステージが10月14日から開幕する。
2位の広島は本拠地マツダスタジアムに3位・DeNAを迎えて戦う。DeNAの先発陣は今季最多勝に輝いた東克樹、今永昇太の左腕2枚看板に加えて、調整が間に合ったトレバー・バウアーも合流。強力投手陣が予想される中、いかに広島打線が攻略するかも注目となる。
【動画】9月23日の巨人戦、末包が菅野から7回に9号勝ち越しソロを放ったシーン
キーマンの一人はシーズン終盤から4番に座る堂林翔太だ。初戦先発予定の東に対しては、シーズン打率・313と好相性を示しており、大事な一戦でバットから火が噴くか。
今季プロ14年目、開幕当初は代打での出場が続いたが、主力の不振や離脱が相次いだことを受け、9月からは4番を任され、同23日に行われた巨人戦(東京ドーム)では菅野智之から先制の12号ソロを放つなどチームをけん引。課題としていた長打力で存在感を示している。
ほかにも短期決戦となれば、チームをのせる「シリーズ男」の台頭が待たれる。この点に関しては、プロ2年目、右の大砲候補、末包昇大にも期待したいところ。何といっても今季、その名を知られたのは巨人キラーぶりにある。今季11本塁打の内、6本が巨人戦という荒稼ぎぶりで話題ともなった。
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