【広島】オリックスから人的補償で大金星 ルーキー右腕、日高に「由伸2世」「伸びしろだらけ」と評価が高まる背景

タグ: , , , 2024/1/5

新井監督にとっても今後の成長が楽しみな人材獲得となった(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 広島は1月5日、国内FA権を行使してオリックスへ移籍した西川龍馬外野手の人的補償選手として、日高暖己投手(19)を獲得したと発表した。

 リーグ2位の打率を残し、主力打者だった西川を欠いたことでどのような選択をするのか注目された広島球団が選んだのは、一軍実績はないルーキー右腕だった。

【関連記事】広島 FA西川の穴は誰が埋める?高木豊氏、達川光男氏が注目する「鈴木誠也のような選手になる可能性もある」という若手野手の存在とは





 日高は富島高から22年ドラフト5位でオリックス入団。身長183センチから繰り出す伸びのある直球が持ち味で、ルーキーイヤーとなった2023シーズンはファームで12試合に登板して防御率3・15に終わっていた。

 ただ日高といえば、富島高2年秋から本格的に投手専念したに関わらず、すぐに140キロ後半を計測するなど、早熟な才能で知られていた。まだ高卒1年目シーズンを終えたばかりで線は細いが、今後体を鍛えていけば、確実にエース候補に浮上するとも見られていた。オリックスからドジャースにポスティングシステムを利用して入団が決まった無双エース、山本由伸をお手本にしたとされるテークバックを大きくとる特徴的なフォームで「由伸2世」ともいわれるなど、潜在能力の高さは認められていたとあって、広島からすれば大金星ともいえる補強となった。

 何より、投手転向から時間も短い中、大事な肩、ひじへの負担も少なく、いわば伸びしろだらけの状態ともいえる。今後トレーニングを積み、しっかり体を作り上げていけば、さらなる安定したピッチングも期待できそうだ。

関連記事

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP 【期間限定販売】浅倉カンナ ラストファイトメモリアル 拳トロフィー

浅倉カンナの左拳を本人から腕型を採取し、トロフィーとして完全再現させていただきました。 血管やしわの細部までに忠実に再現した、大変貴重なトロフィーとなります。

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム