「近藤、山川クラスの契約が出せるか」 世界一捕手 FA権行使のSB甲斐拓也"獲得の条件"を球界OBが解説 「移籍候補」も
また獲得球団においても「阪神も欲しいし、場合によっては広島も」と巨人以外の複数球団が獲得に名乗りを上げると予想した。
さらに条件面についても「他球団が甲斐をほしいと言ったとき、近藤、山川クラスの契約が出せるか。たぶん、ソフトバンクは甲斐に対しては出してくる」と語った。
22年オフ、日本ハムをFAとなった近藤健介のFA交渉時には「7年総額50億円超え」、23年オフ、西武からFAとなった山川穂高獲得には「4年総額12億円」とビッグマネーが動いたとされる。
ソフトバンクにとってもチームの頭脳とされる正捕手流出のためには最善を尽くすと見られ、必然的にマネーゲームになると予想される。となれば、多くの金銭をつぎ込める球団も限られているとあって、その点も注目とした。
常勝軍団の扇の要として多くの投手の球を受けてきた甲斐はFA権行使の理由に、捕手としての評価を聞きたいとした。
15日から在籍球団含め、交渉が本格化する。いかに世界一捕手の心を動かす「決めゼリフ」を獲得を狙う球団が示せるかも注目となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】史上最大の捕手FAスタート 大規模シャッフル必至か SB甲斐拓也決断報道で「動く球団」「動く選手」
【関連記事】【巨人】残留決めた大城卓三に危惧される"茨の道" 浮上するポジション問題とは
【関連記事】プロ野球の契約更改が本格化 「大幅アップ」を勝ち獲りそうな「5人」を大胆予想