セ・リーグもDH制導入で中日はどう対応する? ”大谷ルール”浮上で期待高まる、25歳投手のリアル「二刀流」
■「大谷ルール」を使うなら根尾しかいない
今回のDH制導入に伴い、先発投手がDHを兼ねる、いわゆる「大谷ルール」の導入も同時に行われそうだ。こちらは正式決定ではないようだが、理事会の出席者からは導入に前向きな発言が出ている。
中日で「大谷ルール」を使うとするならば、やはりロマン腕の根尾昂だろう。なんと言っても元野手ゆえ、打力は投手の中だと抜きん出ている。今季はチーム事情でリリーフに回っているが、たまに打席に立つと豪快なスイングを披露。過去には鮮やかな安打を放ったこともある。
一軍の先発投手として投げられる力をつけることを前提に、根尾が「投手兼DH」として出場する姿を見たいのは筆者だけだろうか。これまで投手・野手のどっちつかずと言われた逸材に追い風が吹いているような気がしている。
[文:尾張はじめ]
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