DH制導入 巨人はどう生かすべきか 変わりゆくドラフトや外国人補強の最適解
外国人補強についても、その傾向は高まりそうです。
「例えば巨人にはかつてアダム・ウォーカー(現ルートインBCリーグの神奈川フューチャードリームス)という選手がいました。長打力が魅力で、来日1年目の2022年シーズンには124試合に出場し、打率.274、23本塁打、52打点の数字を残しましたが、まあ守れない(笑)。2年目は57試合と出場試合が半減し、結果的にはトレードでソフトバンクに活躍の場を移すことになったのです。巨人のような人気球団では、長所よりも短所が指摘されがち。そういう意味では『DH制があれば』と誰もが思ったものです。同様の、打撃に特化した選手にとっては、活躍の場が大きく広がることでしょう。スカウトの腕の見せ所です」
個性的なプレーヤーという点においては、パ・リーグの後塵を拝した感のある近年のセ・リーグ。DH制採用を追い風に、巻き返しを図りたいところです。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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