女性救出の長与千種に、極悪同盟も絶賛「正義の味方」
SNSでは、長与の勇気ある行動が絶賛されるとともに、「クラッシュズギャルズ」がトレンドワードとなった。1980年代、女子プロアイドルとしてライオネス飛鳥と結成したコンビ名で一世を風靡(ふうび)。「極悪同盟」のダンプ松本、ブル中野と繰り広げた抗争は大きな話題を呼んだ。かつての盟友、ライバルも長与の行動に賛辞を送る。
ライオネス飛鳥(55歳)「さすが自分のパートナーだなと思います。誇りに思います。本当に勇気ある行動で、すごく感動しました。ケガを早く治して、団体を盛り上げて引っ張っていって下さい」
ダンプ松本(58歳)「やっぱ『助けて』って声を聞いたら助けに行きますよね。千種らしいですよね。許せないんでしょうね、血が騒ぐでしょうね」
ブル中野(50歳)「私たち悪役は何をやってもOKだったけど、長与さんは正義の味方って感じでやってるんで、やらなかった(手を出さなかった)んだな。正義の味方をずっと貫いた」
長与のもとに、ダンプ松本から「千種、大丈夫?」と携帯にメッセージが届いたという。骨折の疑いがある左手小指について、長与は「ダンプさんの竹刀の先が当たって、それがじわじわと続くような痛み」と表現し、笑いを誘った。
プロレス団体・マーベラスの公式ツイッターは「指のケガより、髪の毛が引っ張られて大量に抜けたことの方がショックのようです」と伝えている。髪の毛といえば、1980年代、敗者髪切りデスマッチで長与は死闘の末にダンプからバリカンで断髪されたことがあった。ケガは職業病。それよりダンプが「大丈夫?」と心配したのは、骨折より髪の毛だったかも?
長与は、逮捕された男に「訴える気持ちはない」と被害届は出さないという。「プロレスをやっていてよかったなって思うのは、相手にやられて、やり返してしまうと、その人と同じになってしまう。プロレスラーだから、気持ちを止められた」。クラッシュギャルズが、本当に正義の味方になった。
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[文/構成:ココカラネクスト編集部]