電撃解任の元代表は「ツノダに疑問を抱いていた」 英メディアが追及した角田裕毅の“近未来”「ドライバー交代の懸念は払拭される」
実際、レッドブルの地元メディアでも角田の“再起”に期待する声は高まっている。英モータースポーツ専門サイト『F1 OVERSTEER』は、「レッドブルはユウキ・ツノだのF1での今後をどう考えているのか?」と銘打った記事を掲載。「ホーナーはツノダの才能に常に疑問を抱いていた」とホーナー氏と角田の信頼関係が芳しいものではなかったとした上で、角田の“近未来”を予測する。
「ホーナーの離脱によって、今夏にツノダが別のドライバーと交代させられるのではないかという懸念は払拭されるだろう。すでにメキースとレッドブルの新経営陣は、ツノダに少なくとも今シーズンは最後まで任せると伝えられている。無論、ツノダとレッドブルの長期的な関係性についての決定はまだ下されていない。しかし、レーシングブルズ時代の重要な支援者の一人だったメキースの存在は、ツノダが将来を確保する上で役立つかもしれない」
果たして、業界を驚かせたショック療法によって、レッドブル、そして角田はいかに変わるのか。現地時間7月25日から始まるベルギーGPまでの調整を興味深く見守りたいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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