疑惑が生まれたスキャンダル時も「彼に罪はない」と訴え 現役引退決意のカーショーが語り続けた大谷翔平への“尊敬の心”
「ショウヘイがこなしているレベルでそれをやれる選手なんて、まったくいない」
カーショーは、大谷の才覚を誰よりも見込んでいた。メジャーの一線級として投げ続ける難しさは誰よりも理解しているからこそ、二刀流の凄みを誰よりも熱っぽく語った。
大谷が投手として約2年ぶりに実戦復帰し、いくらかの時が経った今年9月。地元ラジオ局『KLAC』公式YouTubeチャンネルで、同僚への想いを隠さずに打ち明けた。
同番組でカーショーは「誰かがピッチングとバッティングの両方をやるって聞いても、それを本当の意味で理解するのは、彼の日々の姿を目にするまでは難しい」と二刀流の希少性を語り出し、世間に敬意を求めるように訴えかけた。
「あれは誰にもできることなんかじゃない。もしかしたら、メジャーで両方できる選手は何人かいるかもしれないけれど、ショウヘイがこなしているレベルでそれをやれる選手なんて、まったくいない。彼がそのレベルを維持し続けるには、途方もない準備と努力が必要なんだ。そういう姿を実際に間近で見られるのは本当に楽しいし、彼に対するリスペクトはとても大きい。もともと尊敬はしていたけど、(投打の)両側面をこうして間近に見られることは、本当にアメージングな経験だ」
時間にして約2年。二人が苦楽を共にした時間は決して長くない。しかし、その間に両雄は深い絆が結ばれた。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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