なぜ異例のブルペン待機を直訴? カーショーが苦境のド軍に見せた“漢気”「どんな形でもいい。俺は求められたことをする」

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ダイヤモンドバックス打線を完璧に封じ、流れを手繰り寄せたカーショー(C)Getty Images

 引退を決意してもなお、闘争心は衰えていない。

 現地時間9月24日のダイヤモンドバックス戦で、ドジャースのクレイトン・カーショーが自身6年ぶりとなるリリーフ登板。4-4の同点で迎えた9回裏のマウンドを見事に三者凡退で抑えた。

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 1点でも奪われれば、その時点でゲームセットとなる局面で、38歳の左腕はクレバーに役割を全う。先頭のイルデマロ・バルガスを遊ゴロに抑えると、続くアレク・トーマスを一ゴロに切って取ると、ラストバッターのケテル・マルテを中飛。緊張感のあるマウンドを危なげなくこなした。

 ともすれば、想定外とも言える出番だった。今月19日に本拠地で行われたジャイアンツ戦で5回途中まで2失点と先発投手として投げていたカーショーだったが、直近30日間で防御率5.36と悪化し続ける中継ぎ陣の状態を見て、「できるなら何でもやる」とブルペン待機を志願。わずか1イニングだったが、異例のスクランブル起用に応えた。

 では、カーショーは一体何を考えてリリーフ登板に臨んだのか。ダイヤモンドバックス戦後に米スポーツ専門局『Sports Net LA』のインタビューに応じた左腕は、「間違いなくアドレナリンが出ていたと思う。リリーフってのは、先発はまったく別の生き物だからね。とにかく心拍を整えて、スイッチを入れる方法を見つけないといけない。とにかく成功できたのは嬉しい」と告白した。

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