メジャーでコリアンドリームが続々 韓国で無双の元日本ハム、楽天のポンセは47億円でブルージェイズへ
メジャーでは20、21年と2シーズン、パイレーツでプレーし、通算20試合で1勝7敗、防御率5.86だった。MLB、NPBで花開けなかった右腕が、KBOで覚醒し、MLBに凱旋を果たすことになる。
ワイスに至っては、メジャーでのプレー経験自体がない。イリノイ州出身の28歳は、18年のドラフト4巡目でダイヤモンドバックスに入団。メジャー昇格は果たせず、3Aでは通算70試合で6勝4敗、防御率6.72にとどまった。23年は台湾プロ野球の富邦でもプレー。24年からハンファに所属し、今季は30試合に先発して16勝5敗、防御率2.87という数字を残した。ポンセと同じく大台に乗る207三振を奪った。
「来週の水曜日で29歳になる右腕に、少しだけ早い誕生日プレゼントになった」と記事では伝えられた。27年については球団側が選択権(オプション)を持つ。総額では1000万ドル(約16億円)以上になる可能性もあるという。
日本から海を渡ろうという西武・今井達也は、150億円とも、200億円とも契約総額が予想されている。金額は比ではないが、ポンセもワイスもここまでの道のりとはレベルが違う好待遇を得ることになる。韓国プロ野球経由のメジャー入りというルートにも注目が集まりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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