なぜルール変更が二転三転? 不正疑惑で生じた“改革”にカナダ選手は疑問「本当に最悪。ここはオリンピックだ」【冬季五輪】
五輪中にルールが二転三転する状況に、長年、「カーリング精神」の下でプレーしてきた選手たちからは不安の声が上がり続けている。奇しくも“不正投球疑惑”をかけられたカナダ男子代表のスキップであるブラッド・ジェイコブスは、母国の放送局『CBC』で「本当に最悪だ」と投げている。
「ジャッジに必要な訓練をまともに受けていないような審判が突然現れて、まるで焼け石を扱うかのように試合からストーンを取り去ろうとする事態は災難だ。これはどっかの州で行われている地方大会じゃない。オリンピックなんだ!ここに来てボランティアとして時間を割いてくれている審判や関係者たちには心から敬意を払っているけど、オリンピックで新しいことをするなら、もっと真剣に考える必要があった。僕らはここに来るために4年もかかっているんだ」
世界カーリング連盟としては、世界的に広まった批判に対する“対応”としてルール変更を行ったのだろう。しかし、その急すぎるやり方に選手たちから広い理解は得られていない印象もある。
果たして、重んじるべきは、さまざまな議論の中で育まれた「精神」か、それとも映像判定などの「改革」か。奇しくもオリンピックという檜舞台でスポットライトが当たったことでカーリング界での論争は続きそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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