「本当によく帰ってきてくれたと思いました」阪神27歳救援右腕の復帰登板に甲子園、大歓声 圧巻の0.35 指揮官も「非常に強いピースですから」と絶賛
石井は復帰登板を1イニング無失点に抑えた(C)産経新聞社
阪神は7月1日の巨人戦(甲子園)に2-1と競り勝ち、3連勝で再び貯金を「10」とした。
打線は初回、相手先発・西舘勇陽から先頭の近本光司がヒットで出塁、二死二塁から主砲・佐藤輝明が適時二塁打を放ち、先制に成功。
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さらに3回も先頭の近本が二塁打とチャンスメークに貢献。一死三塁から今度は森下翔太が適時打を放ち、2-0とリードを拡げた。
6回からは継投に入る。先発の才木浩人が5回5安打無失点で後につなぐと2番手で登板したのは左腕・及川雅貴。二死一塁となり、坂本勇人を迎えた場面で湯浅京己にスイッチ。しかしここで初球を坂本に捉えられ、2-1と1点差に迫られる。
7回からは左腕・桐敷拓馬がマウンドに上がり無失点。そしてこの日、1番球場内のボルテージが上がったのは8回だった。
この日から1軍登録された石井大智がマウンドに上がると大歓声が沸き起こる。
石井は6月6日のオリックス戦(甲子園)で頭部死球を受け、離脱。「脳振とう特例措置」により抹消となっていた。その後、リハビリを進め、6月29日のウエスタン・リーグ中日戦(SGL)で実戦復帰していた。
先頭の泉口友汰への初球は149キロの直球でストライクを奪うと、一死から2安打を許したが、中山礼都を一ゴロ、門脇誠を左飛に打ち取り、1イニング無失点、最速は150キロを計測した。






