「本当によく帰ってきてくれたと思いました」阪神27歳救援右腕の復帰登板に甲子園、大歓声 圧巻の0.35 指揮官も「非常に強いピースですから」と絶賛
最後は守護神・岩崎優が締め、ゲームセット。先発・才木の後を5投手によるリレーで大事な巨人3連戦の初戦をものにした。
石井はこれで25試合目の登板を果たし、防御率0.35、3セーブ、18ホールド、25.2回を投げ、与四球わずか4と引き続きの安定感あるピッチングを披露した。
持ち味の力強い投球を見せたとあって、降板後は猛虎ファンの間からも熱い石井コールが沸き起こった。
この日、先制適時打をマークし試合後のお立ち台に立った佐藤輝も同期、石井の復帰登板に関して「本当によく帰ってきてくれたと思いました」とコメント。続けて「いつも通りの素晴らしいピッチングを見せてくれたので安心しました」と、ねぎらいの言葉をかけることも忘れなかった。
中継(NHK-BS)の監督インタビューでは藤川監督も石井に関してしっかり1イニングを任せられるピッチャーと認めながら「非常に強いピースですから」と絶賛、復帰を喜んだ。
石井を欠いた後の交流戦の戦いでは7連敗を喫するなど、救援陣の防御率が急降下、改めて剛腕の存在の大きさが浮き彫りになっていた。
そしてチームは粘りの継投で3連勝と、交流戦明けは再び勢いを示し始めた。今後も戻ってきた背番号69の勇姿に注目が集まりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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