「新天地のことで頭がいっぱいか?」鎌田大地の退団をめぐって地元メディア・サポーターの間で賛否が噴出
鎌田のフランクフルト退団には様々な意見が出ている。(C)Getty Images
現地時間4月13日、ブンデスリーガのフランクフルトに所属する日本代表MFの鎌田大地が、今シーズンをもってクラブを退団することが発表された。クラブ公式ならびに鎌田本人も自身の公式SNSを通じて発表している。
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この発表に、現地サポーターからは悲喜こもごもの声が上がった。クラブへの献身を感謝する声がある一方、フランクフルトから去ることに対して批判的な声も散見される。そんななか、現地紙『Frankfurter Rundschau』は15日付けで特集を掲載。「カマダは夏にクラブを去ることになるが、今のところダメージは限定的だ」と綴り、日本人プレーヤーについて「(カタール)ワールドカップ以降、調子を崩している。なぜだろうか」と評した。
同メディアは鎌田の現状について、「アイントラハトではまだ収入があり、リーグ戦やカップ戦でのゴールは魅力的だ。しかし今、彼は新天地のことで頭がいっぱいなのか?もしくはケガをしないようにのんびりしているのか?2022年には絶対的なパフォーマーのひとりだったが、新年になってからはわずかに1ゴール・1アシスト。これは極めて少ない」とレポート。そして「ここ数年の鎌田大地はどこにいってしまったのだろう」と嘆きつつ、「おそらく彼は最後の数試合で自分を取り戻すだろう。彼とはもっといい別れをする価値があるはずだ」と期待を寄せた。