クラブで苦しむ鎌田大地が代表で奮起、ミャンマー戦での快心ミドルにラツィオ公式や専門メディアが賛辞「相手キーパーにチャンスを与えなかった」
代表戦で本領を発揮した鎌田。クラブでの飛躍につなげたいところだ(C)Getty Images
代表での久々のゴールには所属クラブ関係者も賛辞を贈っている。
北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選で、日本代表は11月16日にミャンマー代表と対戦し、5-0で勝利した。快勝で今回の予選をスタートさせたこのゲームで、チーム2点目となった鎌田大地のゴールはラツィオのSNS上でもアップされるなど、イタリア国内でも話題となっている。
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日本の1点リードで迎えた前半28分、敵陣ペナルティアーク付近で田中碧からのパスを受けた鎌田は、細かいステップから左足を振り抜き、ボールをゴール右隅へ突き刺した。引いて守るミャンマーディフェンスの間を抜く、狙いすました見事なゴールとなった。
鎌田自身の代表での得点は2022年9月のアメリカ戦以来となり、3年後のW杯を目指す予選の最初のゲームでチームに勢いをもたらした。
このパフォーマンスを受け、ラツィオ専門サイト『CittàCeleste.it』でも今後のクラブの活躍へ向けての期待の声などが伝えられている。試合後、クラブ公式SNSが鎌田の得点シーンをアップしたことを紹介しており、「ビアンコチェレステ(ラツィオの愛称)の公式チャンネルで即座に報じられたこのゴールは見事な出来栄えだった。エリア外から左足でシュートを決め、相手ゴールキーパーにチャンスを与えなかった。生まれながらの右利きとしては悪くない」と称えている。