松坂世代が同級生の松坂、村田、杉内、後藤の思い出を語る
田中:今僕らの世代は、野球には関わっているけど、第一線で活躍している人が少なくなってきた。最終的に40歳までやるのは、パフォーマンスが今でも上がっている松坂君くらいなんじゃないかなと思う。松坂大輔に始まって松坂大輔に終わる。
松本:1998年のあの甲子園から20年経っているのに、ちょうど甲子園100回大会というのもあって今また露出もたくさんある。松坂さんも蘇って、いろんな人に思い出してもらえるというのは嬉しいという気持ちしかないですね。考えられないようなこと。20年前っていったら、今の甲子園で戦っている選手達は生まれていないですからね(笑)。
古木:「松坂世代」という世代というか、言葉を作ってくれた男なんだから、最後までやってもらわないと困るという願いはありますね。
澤井:今僕らの年齢、プロにいけなかった同級生は、社会ではバリバリ働き盛りなんですよね。逆にプロ野球選手はもうできあがっていて、昔のようにはできなかったりする。いろんな意味で、すごく交錯する年齢だと感じます。そこで松坂がもう一回輝いているっていうのが、すごく意味があることなんですよ。この世代が、現役でも辞めた人でも、まだ頑張れるなっていう象徴でいてくれていると感じます。だからこのまま頑張って欲しいと僕らはみんな思っているけど、だからといって彼がそういう宿命を背負っているわけでなく、彼がいることによって、この世代のみんなが夢を持てる気がするんです。
松坂世代では和田毅、藤川球児、久保裕也、館山昌平などが現在も現役で、活躍が期待されている。一方、元西武の木村昇吾はクリケットに転身するなど、新しい人生を歩み始める選手も。
次回の同イベントでは、98年の甲子園に出場し、新発田農業高校(新潟)で和田毅擁する浜田高校に初戦敗退ながら、その年のドラフト3位で読売ジャイアンツに指名された加藤健さん、鎌倉学園では惜しくも甲子園には届かなかったが、田中大貴さんと慶應大学野球部で同期の長田秀一郎さんをゲストに迎えて9月17日(祝・月)に東京・渋谷区の白寿生化学研究所本社ビルで開催される。
「松坂世代たちが今、全てを語る!THE高校野球」
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[文/構成:ココカラネクスト編集部]