プロ生活で素晴らしい点の一つは「自分を嫌う人、憎む人からお金がもらえること」 米女子選手が観客を挑発…激しい野次、ブーイングに「助けられた」
コリンズの挑発行為は会見でも止まらなかった(C)Getty Images
観客への挑発行為が物議を醸している。
現地時間1月16日、テニス四大大会「全豪オープン」の女子シングルス2回戦がメルボルン・パークで行われ、第10シードのダニエル・コリンズ(米国、世界ランク11位)は、予選勝者のデスタニー・アイアワ(オーストラリア、同195位)と対戦。7-6(4)、4-6、6-2で接戦をものにし、2年ぶり4度目の3回戦進出を決めた。
【画像】試合後に観客に尻を向け、投げキッス…コリンズがブーイングに挑発で対抗した実際の場面
現在話題となっているのは、観客を煽り続けたコリンズの振る舞いだ。地元オーストラリア勢の相手に熱い声援が送られる中、なんとか競り勝った31歳は、スタンドに投げキッスをしたり、耳に手を当てるポーズを繰り返したり、尻を叩いて見せたりと執拗に観客を挑発。オンコートインタビューでは、「応援ありがとう」と皮肉交じりに感謝を伝えている。
コートを去った後もコリンズは止まらない。記者会見では、「彼らがどっちを応援しているかに関係なく、エネルギッシュな観客の中で戦うのが大好き」とコメント。「あれでさらにモチベーションが高まった。特にプレーがあまり良くないとき、それはいいことだ」と語っており、完全アウェーの空気をプラスに捉えているようだ。
1 2