今オフ補強戦線の行方 DeNA佐野も残留決定 元中日ビシエドの市場価値がますます「高まる理由」
ビシエドはかつて首位打者のタイトルも獲得している(C)産経新聞社
今オフのFAで、去就が注目されていた一人、DeNA外野手の佐野恵太の残留が決まり、球団が12日、正式発表した。
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佐野は2016年ドラフト9位で入団。プロ8年目となる今季は139試合に出場し打率「.273」、8本塁打、62打点の成績を残していた。球団を通じて「ドラフト会議で指名してくれた恩を活躍することで返せるのであればベイスターズのために活躍をしたい。その思いが変わることはありませんでした。ファンの皆さまと一緒に勝利を分かち合えるようチームの為に頑張っていきたいと思います!」とコメントした。
一方、今オフのFAで仮に宣言すれば、争奪戦が予想された佐野が残留となると他球団の補強戦略にも影響を与えそうだ。
相対的に市場価値が高まりそうなのは中日を退団した助っ人、ダヤン・ビシエドにもある。
先に全米野球記者協会に所属するフランシス・ロメロ記者が自身のX(旧ツイッター)に「情報筋によると、少なくとも4つのNPBチームが交渉中だ」と伝えていたが、今回の佐野の残留によりさらに人気が高まることも予想される。
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