ところでビシエドは?  助っ人移籍市場大活況で「NPB4球団が交渉中」の"優先順位"に変化の可能性も

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 今オフの助っ人野手移籍市場で早くから注目を集めてきたのは中日から戦力外通告を受けたダヤン・ビシエドだった。

 今季35歳シーズンを迎えたビシエドは開幕1軍入りを逃がすと、1軍出場は15試合、本塁打は1本にとどまった。

 9シーズン在籍した中日を離れることは決まったが、現役続行を目指し、再び日本球界でプレーしたいと発言もしていた。

 ビシエドをめぐっては全米野球記者協会に名を連ね、キューバ球界にくわしい情報を発信しているフランシス・ロメロ記者は「情報筋によると、ビシエドは2025年、中日に復帰する予定はない。少なくとも4つのNPBチームが交渉中だ」と発信していた。

 ただここにきて、フタを明けてみれば、来季も日本球界で活躍を見込めそうな有望助っ人が多く移籍市場に出てきたとあって、ビシエドの去就に再度注目が集まっている。

 かつて首位打者、最多安打にも輝いた右の強打者、だが近年では一定のゾーンが打てないこともクローズアップされている。

 来季が36歳シーズンとなるベテランを獲得するにあたっては、再び勝負強い打撃を取り戻せるか、またチーム編成上においては日本人選手扱いとなっていることで、この点では有利に働く面もある。

 野球に真摯に取り組く姿勢も知られている。名古屋を沸かせた助っ人は来季どこのユニホームを着ているのか。今後も動向が注目されそうだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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