年内移籍市場も残り1週間 "合否"がわかれてきた助っ人たちの注目株は?
ビシエドは中日で長く主軸を務めてきた(C)産経新聞社
各球団の来季戦う助っ人勢の顔ぶれが続々と明らかになってきた。
巨人では5番候補として期待される前パイレーツのトレイ・キャベッジの獲得が決定的。一塁と外野を守れ、エンゼルス時代には大谷翔平(現ドジャース)と同僚だったこともある。昨年3Aでは打率.306、30本塁打、89打点、32盗塁と「トリプルスリー」も達成と、足も使える強打の左打者加入で課題の打線の上積みを図れるか。ほかにも中日から絶対守護神のライデル・マルティネスが合流することも決まった。
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また巨人の宿敵、阪神でも着々とオフの補強を固めている。
阪神は19日、前フィリーズ投手のニック・ネルソンと来季の選手契約を締結したと発表した。最速158キロ右腕として知られ、20年にヤンキースでメジャーデビュー、田中将大と同僚だったこともある。
ほか投手、野手一人ずつの獲得を目指すとされ、それぞれ大詰めを迎えているとされる。
また今オフ、移籍市場で注目されたのは、自由契約となった助っ人勢の顔ぶれだった。NPBで実績を積んできた選手が多く市場に出たことで、「宝の山」とも表現されるなど、他球団への移籍が活発化すると見られていた。
実際にオリックスから西武へ移籍となったのはレアンドロ・セデーニョ。育成契約からオリックスで2シーズンを過ごし、今季はチームトップの15本塁打をマーク、西武としては待望の4番候補として長打力に期待をかける。