「基準が全く違う」女子フィギュア界に“低レベル化”の声 露名伯楽はリウや坂本花織を引き合いに異論「選手たちは勝つために選択しているだけ」
「昔に戻って、そこにある最高のものを活用することは決して罪ではない」
しかし、時代の変化を受け止めるゴンチャレンコ氏は、創造性と表現力に長けたリウのパフォーマンスを軽んじはしない。「リウの勝利は、一部の人が騒いでいるように暗い過去への回帰を意味するものになりますか?」と問われ、きっぱりと反論している。
「時には、昔に戻って、そこにある最高のものを活用することは決して罪ではない。アリサが(フリーで)金色のドレスを着て、天真爛漫な笑顔と陽気さで観客を魅了するために登場した。ハッキリと言いますけど、選手たちは何よりも勝つためにそういう選択をしただけ。それは全体を見ても一目瞭然だったわ。
リウはかつて美しいトリプルアクセルを跳んだことがある。それは多くの人が覚えているはず。彼女のジャンプが、世間で言われる“子どもっぽいバージョン”だったとしても勝つために選んだに過ぎない。彼女は自分の身体が劇的に変化をし、テクニックも変わった中で、自分が何を求めているのかを選んだの」
このミラノ・コルティナ冬季五輪で「新たなトレンドを生み出された」と断言するゴンチャレンコ氏は、「暗い時代などない」と力説。そして、低レベル化を指摘する意見に反発するように、改めてリウへの賛辞を送っている。
「彼女は情熱、激しさ、途方もないエネルギー、そして世界中を眩いばかりの笑顔で満たした。あの水準のスケートをするためにどれほどの努力が必要だったかは、おそらくリウとコーチたちだけが知っている。間違いなく言えるのは、オリンピックのような過酷な舞台であっても、スケートは苦行ではなく祭典になり得るというのを、私たち全員が、目の当たりにした」
リウの台頭を目の当たりにし、何を吸収するのか――。それは、競争力を高める意味でも、ロシアに限らず、日本を含めた各国選手たちに問われそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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