柔道団体決勝で批判集めた"疑惑のルーレット"実際の選手の気持ちは?「やりたい気持ちはありました」

タグ: , , , , 2024/8/13

 阿部は、勝てば日本の金メダルが決まる第5戦に1階級上の73キロ級で臨み、同級銀メダルのジョアンバンジャマン・ガバと延長戦を含め約9分の死闘をくり広げた。

 この試合では阿部が階級が上のガバに対して積極的に攻めながら、一方のガバは技がかけられず、終始逃げの姿勢となった。ガバに対し、指導が2つ与えられるも、阿部の勝利となる「3つ目の指導」が与えられなかったことも話題を呼んだ。

 この試合に関して阿部は「ここ最近で一番きつかったか、東京(五輪)が終わってから一番きつかったと思います」としながら、「階級が上ということもあって、投げたと思っても決まってない。いつもの66キロの相手とやって決まったなって技で投げきれていない」と階級が上の選手と戦う難しさも赤裸々に明かした。

 今回のパリ五輪柔道をめぐっては「不可解判定」「偽装攻撃」「指導3つ」など、柔道にまつわるキーワードが連日SNS上で取り上げられるなど、多くの人々の目を引いた。

 日本は個人戦で男女あわせて3個の金メダル、出場国別では最も多かったが、東京五輪の9個からは大きく減少した。日本の国技である柔道が「JUDO」として、世界のアスリートが技を磨く中で今後いかに進化していくのか。今後も注目を集めそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【関連記事】「さようならレスリング」体重超過で失格のインドレスリング選手が衝撃の引退表明 「私の勇気は折れました」【パリ五輪】

【関連記事】「日本はかなり効率的だった」選手村の食材不足問題に“生肉提供”を受けた英選手が不満吐露「かなりカオス」【パリ五輪】

【関連記事】「日本人の組織力は無敵だ」選手村の”不備”を伊競泳選手が東京五輪と比較して異論「フランスは何かおかしい」【パリ五輪】

関連記事

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP 【期間限定販売】浅倉カンナ ラストファイトメモリアル 拳トロフィー

浅倉カンナの左拳を本人から腕型を採取し、トロフィーとして完全再現させていただきました。 血管やしわの細部までに忠実に再現した、大変貴重なトロフィーとなります。

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム