ドジャース、ヤンキースを逆転で退けて歓喜のWS制覇! 大谷翔平らに投じた1547億円の大補強をわずか1年で実らせる
さらに6回裏にヤンキースに1点を勝ち越されたドジャースだったが、一度引き戻した流れはもう渡さない。8回表には無死満塁の場面でラックスが犠牲フライを放って同点に追いつくと、さらに1死満塁となってからベッツの犠牲フライで勝ち越した。
ド派手な一発攻勢ではなかった。それでも着実に1点を返していった打線の粘りが異彩を放ったドジャース。その後は自慢のリリーフ陣がヤンキースの追い上げを危なげなく退けていく。そして迎えた最終回は、普段は先発のウォーカー・ビューラーが緊急登板。シーズン終了後にFAとなる生え抜き右腕が三者凡退で切って取り、スター軍団は快哉を叫んだ。
今オフに大谷との10年7億ドル(約1015億円=当時のレート)の超巨額契約を締結するなど、総額10億6700万ドル(約1547億円=当時のレート)という天文学的な投資を行った補強を展開したドジャース。開幕前からワールドシリーズ優勝が「絶対目標」とされたが、レギュラーシーズンを含めて「打倒・ドジャース」を掲げるライバルをことごとく退け、最後まで圧倒的な強さを発揮した。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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