難航する右主砲の穴埋め 鈴木誠也の電撃獲得も画策するド軍の“プランB”とは「トレードに賛成する傾向が強まっている」

タグ: , , , 2024/12/27

 もっとも、守備に不安を残す鈴木をDHで起用しようとするカブスの意向には、本人側がやや難色を示している。代理人を務めるジョエル・ウルフ氏は今月10日の記者会見で「彼ら(カブス)はセイヤをトレードしたいとは思っていないと思うが、『これは断れない』と感じるシナリオもあるかもしれない」と明言。さらに「『フルタイムのDHになれるぞ』と言われたら、彼はその球団と契約しなかった。セイヤは日本で素晴らしい守備の名手だった。だから、DHというのは褒め言葉ではない」と守備機会を求める鈴木の強いこだわりを公言している。

 また、鈴木のドジャース移籍の可能性を伝えたローゼンタール記者も「スズキの考えを詳しく知る情報筋によると、外野手としてプレーできる可能性だけでも、本人がトレードに賛成する傾向が強まっている」と水面下での動きを伝えている。

 すでにドジャースは来季にムーキー・ベッツを遊撃手として起用する方針を固めている。仮に鈴木を獲得すれば、外野手としてプレーさせる可能性が高いため、本人の意向には合致する。あとはカブスが望む“オファー”をドジャース側が提示できるかがポイントとなるのは間違いない。

 ヘルナンデスとの交渉が難航する中で、果たしてドジャースはいかなる動きを見せるのか。現状を考えれば、トレード交渉を含めて契約の見通しは越年が濃厚だ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【関連記事】T・ヘルナンデス移籍→鈴木誠也ら3人に“照準”か 再契約が難航でドジャースが「他の選択肢を検討」米報道

【関連記事】どうなるT・ヘルナンデス 3年110億円まで“条件譲歩”もドジャースは複数年契約に懸念か「オオタニの存在でDHはチャンスがない」

【関連記事】【巨人】世界一捕手、甲斐拓也入団でどうなる、正捕手争い 注目集める4捕手の「適材適所」

関連記事

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP ユメロン黒川:寝姿勢改善パッド「nobiraku」 寝ている間が伸びる時間

腰が気になる方!腰まわりの予防に、試してみませんか? 寝ている間が、ととのう時間。 nobirakuはパフォーマンス向上の為の“大人のお昼寝”にも最適!

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム