判明したド軍のぜいたく税超過 米震撼の経営規模がサラリーキャップ導入の“スケープゴート”に!?「オオタニ契約による経済的恩恵も享受」
ワールドシリーズ連覇も果たし、莫大な投資の成果を上げているドジャース。一方で他球団との資金力の格差を生んでもいる彼らの成功は、米球界におけるサラリーキャップ制度導入の後押しにもなり得るという。ベアー記者は、こうも論じている。
「MLBと選手会が次期労使協定の交渉に臨む際に、ぜいたく税の現状は議題となる。選手会は数十年にわたってサラリーキャップ導入を絶対に認めない姿勢を貫いているが、オーナーたちの後押しを受けるMLB側は、実質的なサラリーキャップ導入を強く推進している。彼らにとってドジャースの近年の成功は、格好のスケープゴートとなっている」
なお、基準額を超えたのは、ドジャースを除いて8球団も存在。メッツ、ヤンキース、フィリーズ、ブルージェイズはCBTの支払いに加えて、次回ドラフトでの指名権が10位分繰り下がる。そしてパドレス、アストロズ、レッドソックス、レンジャーズも超過規模に応じたペナルティを課されることになっている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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