「球団は何億ドルも支払っている」日本に“吉報”は舞い込むか 大谷翔平らWBC出場にLA記者も憂慮「『出るな』と説得しにくい」
大谷、山本、佐々木。ドジャースの主軸となっている彼らの動静は注目を集めている(C)Getty Images
果たして、井端ジャパンに吉報は舞い込むのか。ワールドシリーズ連覇を果たしたドジャースの大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希の来年3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)出場が注目を集めている。
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ワールドシリーズまでを戦い抜いた3人は束の間の休暇に入っているが、依然としてWBC出場を巡る動静は不透明なままとなっている。侍ジャパンを率いる井端弘和監督は、11月14日の記者会見で「頑張っています」とコメント。本大会出場に向け、アプローチを図っている意向を明らかにした。
もっとも、3人共に負担は相当にある。レギュラーシーズンで12勝を挙げ、計173.3イニングを消化した山本は、ワールドシリーズで“中0日登板”を含む連投を見せるなど大車輪の活躍を披露。投打二刀流を再始動させた大谷もリハビリから復帰して1年と経過観察期間にある。また、今年5月に右肩のインピンジメント症候群を負った佐々木も激動のルーキーイヤーを終えたばかりで、再発リスクは抑えたいところだろう。
ゆえにドジャースとしての“本音”は「出てもらいたくない」というものだろう。実際、ABEMAのインタビュー企画「おはようロバーツ」の中で、デーブ・ロバーツ監督も「WBCは選手にとってもそれぞれの国にとっても大変重要で、(出場判断は)選手が決めること」と理解しつつ、「個人的には出場してもらいたくないです」と明かしている。






