狂騒の日本遠征に「不満なし」 来日の裏で動くド軍の“大谷戦略”の機運「東京に上陸して資金がどんどん流入している」
球団にとって興行成功のカギを握る男は――
無論、最大級の関心を集めるのは、大谷だ。今や球界のアイコンとも言うべき存在となった天才は、球団にとっても興行成功のカギを握るキーマンの一人である。
こと日本における大谷の価値を熟知するナイチンゲール記者は、「ビルほどの大きさのオオタニの看板があり、どの店にも彼の商品が並んでいる」と強調。さらに「ドジャースのマーケティング担当者によると、オオタニのスポンサーだからという理由だけで、日本の野球ファンの約85%がニューバランスのスニーカーを履いているそうだ」と驚きの実情も伝えている。
実際、ドジャースが日本ひいてはアジア市場を重要視しているのは、昨今のマーケティング戦略からも明らかだ。来日直前には、新潟の日本酒ブランド『八海山』を製造する「Hakkaisan 八海醸造株式会社グループ」とのスポンサー契約締結を発表。これを自身のXで伝えたナイチンゲール記者も「ドジャースが東京に上陸し、資金がどんどん流入している」と目を丸くした。
チームメイトたちにとっても、「ビートルズ級」とされる来日興行はかけがえのない経験だ。『USA Today』の取材に応じたマイケル・コンフォルトは「みんな興奮しているよ。なぜなら、これは一生に一度の機会だからね。僕ら日本のファンが野球をどのように受け入れているかを知っている」と語った上で「きっと狂気の沙汰になるだろうね」と期待した。
また、「(日本は)誰もが遊びたい場所だ」としたテオスカー・ヘルナンデスも、「絶対にクレイジーなことになる。向こう人々がショウヘイにどういう反応するのかを見るだけでもとてもワイルドな気持ちさ。僕らはみんなそれを見るのを楽しみにしているんだ」と興奮気味に話している。
もはやとどまることを知らない「ドジャース・フィーバー」。大谷、山本、そして佐々木朗希が絡むことで、人々の関心を高めている狂騒はどのような盛り上がりを見せるのか。来日後の“大暴れ”を興味深く見守りたい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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