「宿敵連覇」の視聴率は40% “見たくないのに見てしまう” サンディエゴが釘付けになった夜「この先10年も嫌々ながら見続けるだろう」
ドジャースの劇的な連覇は様々な関心を呼んだ(C)Getty Images
毎試合のように好ゲームが演じられたドジャースとブルージェイズによるワールドシリーズ(WS)は、テレビ視聴率も大きな話題となった。第7戦、ブルージェイズの世界一を願うカナダの国内視聴者数は40%を上回り、米国でもWS史上屈指の視聴者数だったと報じられた。
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またその中で、米国内でのWS第7戦をテレビ視聴した人々についての興味深いトピックも伝えられている。ドジャース専門サイト『Dodgers’ Way』によると、意外とも言える都市の野球ファンがWS最終戦にくぎ付けになっていたようだ。
11月9日の記事において同メディアは、第7戦について、「ロサンゼルスが最も多くの視聴者を集めたのは当然として、人口に対する割合で2番目に多かった都市は……なんとサンディエゴだったのだ」と明かしている。
WSの放送時間中では、「サンディエゴでテレビを見ていた人の内の40%がドジャース対ブルージェイズ戦を視聴していた」と綴っており、続けて、「テレビを見ていなかった人も含めた市民全体の10%以上がこの試合を観戦していた計算になる」と説明。さらに、「人口約140万人の都市で、実に14万人以上が最大のライバルが2年連続で王座を勝ち取る様子を見届けていたというわけだ」などと、サンディエゴ市民の関心の高さを強調している。
また近年、ドジャースとパドレスがナ・リーグ西地区の優勝を争ってきたと振り返りながら、「パドレスファンがロサンゼルスの敗北を願うのも当然だ」と主張。WS第7戦のサンディエゴでの視聴者数からパドレスファンの心情を読み解く同メディアは、「“hate-watch(ヘイト視聴)”は実らなかった」などと指摘する。






