ブルペン陣は疲弊も「後悔はしていない」夏のトレードは“最善”だったのか? ド軍編成部長の回答に「全く納得がいかない」
ドジャースは獲得したばかりのスチュワートも離脱した。夏のトレードは最善だったのか(C)Getty Images
ドジャースがパドレスを相手にスイープを飾った。現地時間8月15日~17日に本拠地で行われた3連戦で3連勝。しかし、3戦目はリリーフ陣が終盤に追いつかれると、8回にムーキー・ベッツの13号決勝ソロが飛び出して、5-4でなんとか勝利した。
【動画】宿敵パドレス相手にスイープ!ベッツが値千金の一発で勝利に導く
この試合は、先発のタイラー・グラスノーが5回2失点で降板後、5人の救援陣が登板。タナー・スコット、カービー・イエーツ、マイケル・コペックもケガで離脱し、夏のトレード期限でツインズから獲得したばかりのブロック・スチュワートが右肩の炎症で負傷者リスト入りするという事態に陥る中、ブルペンの負担は増える一方で、苦しい状況が続いている。
ドジャース専門メディア『Dodgers Way』によれば、編成部長であるアンドリュー・フリードマン氏は、ブルペン強化のためにもっと多くのトレードを実現させなかったことを後悔しているかと問われた際に、「自分たちにとって意味があると思ったトレードは、懸命に追求した。今になって後悔はしていない。常にバランスが重要だ。これまでの努力と、今のチームに満足している」と語ったという。
同メディアは、そんなフリードマン氏の発言に対して「全く納得がいかない答えだ」と不満を述べると、「ドジャースは、負傷している投手陣がポストシーズンまでに復帰できることを強く願っている」とし、「ただし、必要な時に全員が万全な状態であるという保証はない」と、ドジャースが示している見通しに厳しい見解を示した。






