「今までは見る側だったので…」大谷翔平が滲ませた“勝利への渇望” エ軍時代に立てなかった至高の舞台に挑む覚悟
東西の名門同士の対決とあって、大勢の記者に囲まれた会見の場でも、勝利への想いが滲んだ。
「毎年、毎年ワールドシリーズはもちろん盛り上がっていると思いますけど、今までは見る側だったので楽しみにしています。悔しい思いの中で今年は自分がプレーできる喜びをフィールドで出せたらと思います」
無論、ワールドシリーズに進んだからといって満足するわけがない。偉才が望むのはやはり勝利だ。アーロン・ジャッジらスターを擁するヤンキースとの頂上決戦は相当な重圧がかかるのは必至だが、「独特な雰囲気の中でどれだけ冷静に自分の打席を送れるかだと思う」と強調。「本当に1試合1試合、ここを目指して、ここで勝つことをイメージして頑張ってやってきた。今シーズンの集大成としてこのシリーズで勝って最高の終わり方ができればと思う」と意気込んだ。
果たして、至高の舞台で“勝利”を手にできるか。まさに真価の問われるシリーズとなりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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